感覚統合とは?家庭で見られるサインと支援例
2026/5/2
感覚統合とは?
感覚統合とは、目・耳・皮膚・筋肉・関節・バランス感覚など、体に入ってくるさまざまな感覚情報を整理し、生活や遊びに活かしていく力のことです。
子どもは、遊びの中で体を動かしながら、感覚を整理する力を少しずつ育てていきます。
たとえば、ジャンプする、登る、くぐる、回る、押す、引く、バランスを取るといった遊びは、体の使い方や力加減、姿勢、集中、気持ちの安定にもつながります。
PAL PICNICでは、感覚統合の考え方をベースに、お子さまが楽しく体を動かしながら発達を促せるよう支援しています。
家庭で見られるサイン
感覚の受け取り方や整理の仕方に苦手さがあると、家庭や園で次のような姿が見られることがあります。
落ち着きがない
いつも走り回っている
椅子に座っているのが苦手
体の使い方がぎこちない
よく転ぶ
力加減が難しい
音やにおいに敏感
服のタグや靴下を嫌がる
急な予定変更が苦手
切り替えに時間がかかる
遊具を怖がる
反対に強い刺激を求める
これらがすぐに「問題」というわけではありません。
大切なのは、お子さまがどんな場面で困っているのか、どんな刺激が苦手なのか、どんな遊びなら安心して取り組めるのかを見ていくことです。
感覚統合を取り入れた支援例
PAL PICNICでは、お子さまの発達や状態に合わせて、次のような活動を行います。
トランポリン
ジャンプすることで、体のバランスや力加減、リズム感を育てます。
「何回跳ぶ」「止まる」「順番を待つ」などを組み合わせることで、集中や切り替えの練習にもつながります。
一本橋・バランス遊び
平均台や一本橋のような活動では、姿勢を保つ力や体の軸を育てます。
最初は手をつないで渡り、慣れてきたら一人で挑戦するなど、段階を分けて取り組みます。
ジャンボクッション・押す遊び
大きなクッションを押す、運ぶ、よじ登るなどの活動は、体の深い感覚を使う遊びです。
力を入れる経験は、体の使い方だけでなく、気持ちの安定につながることもあります。
サーキット遊び
くぐる、登る、跳ぶ、渡るなどを組み合わせたサーキットでは、体全体を使いながら、順番やルールも学びます。
小集団では、お友だちと同じ活動に参加する経験にもつながります。
家庭でできる関わり
家庭では、無理に練習させるよりも、遊びの中で自然に体を使うことが大切です。
たとえば、
布団の上でゴロゴロ転がる
クッションを押す
親子で手押し相撲をする
公園でブランコやすべり台を楽しむ
荷物を運ぶお手伝いをする
動物歩きをする
なども、感覚を使う遊びになります。
まとめ
感覚統合は、子どもの発達にとって大切な土台の一つです。
落ち着きのなさ、切り替えの苦手さ、体の使い方のぎこちなさなどの背景に、感覚の整理の苦手さが関係していることもあります。
PAL PICNICでは、お子さまが楽しく遊びながら「できた!」を感じられるよう、感覚統合をベースにした支援を行っています。